ピアノは必ず試弾して購入を!
試弾の重要性や見るべき
ポイントについて解説!

ピアノの購入は、ただ楽器を選ぶという単純なものではありません。
それは音楽の旅における一歩であり、個々の演奏者にとって重要な投資となります。
この記事では、中古ピアノを購入する際に、なぜ試弾が不可欠なのか、
そして試弾時にどのようなポイントに注意すべきかを詳しく解説します。
ピアノの個性を理解し、自分の演奏スタイルや好みに合ったピアノを見つけるための
重要なステップを、一緒に探っていきましょう。

中古ピアノ購入時に試弾すべき理由

ピアノを購入する際には試弾することが望ましいです。高い買い物にもなりますし、一言に”ピアノ”といっても、ピアノの状態はそれぞれ異なります。
具体的な理由をご紹介します。

中古ピアノ購入時に試弾すべき理由

ピアノの個性と演奏者の好みの一致​​​​

ピアノは一つ一つが異なる音色とタッチを持っています。新品ピアノでもこれは当てはまりますが、中古ピアノの場合、年月による摩耗やメンテナンスの歴史が音質やタッチに大きく影響します​​​​。
また、演奏者の好みや演奏スタイルは多様です。試弾することで、演奏者自身が心地良いと感じるピアノを見つけることができます。
自身に合ったピアノを見つけるためにも、試弾は大変重要だと言えます。

 

試弾によるピアノの品質チェック

中古ピアノは新品と異なり、前の所有者の使用方法によって状態が異なります。試弾により、鍵盤の均等性や反応性、音の一貫性など、ピアノの機能的な側面を確認することができます。
加えて、外見上は問題がないように見えても、試弾することで課題を見つけることができます。例えば不均等なタッチ、異常な音、他の機能的な問題など、隠れた問題を見つける場合もあります。
なお、正規販売店であれば、このような事態はあまりありません。個人間で売買するような際には注意したほうが良いでしょう。

ピアノ試弾時のチェックポイント

では、実際にどのような点に考慮してピアノの試弾をすれば良いのでしょうか。ここからは、ピアノの試弾時にチェックすべきポイントを解説していきます。どのようなピアノを求めているかを改めて考えた上で、これらのポイントを意識してみてください。

タッチと反応性が良いか

1つ目は、鍵盤に触れた際の反応性です。
鍵盤の重さや反応性はピアノによって異なります。「自分の手の感覚に合うタッチができるか?」というのを意識して、自身と相性の良いピアノを見つけましょう。
また、すべての鍵盤が均等に反応するかどうかも確認することをおすすめします。反応が不均等な場合、メンテナンスが十分にされていなかったり、購入後により悪化してしまう可能性もあります。

 

音の質や一貫性があるか

2つ目は、音質に問題はないか、一貫性がないかを確認することです。
ピアノの音色は、低音から高音まで均一でなければなりません。音の質や音量の一貫性を確認します。併せて、異常な音やノイズがないか、特にペダルを使用した時の音をチェックします。
前項で解説したとおり、正規販売店ではしっかりとメンテナンスされている場合が多いので、そこまで気にならないことも多いでしょう。

 

自身の演奏スタイルとマッチするか

3つ目は、自身の演奏スタイルとマッチするかを見極めましょう。
例えば、クラシック音楽にはより伝統的な音色が求められることがあります。自身のイメージする”クラシック音楽”に合った音色を奏でられるピアノなのかを考慮しましょう。
また、ピアノは長年使っていくことで変化するものです。将来のことも考慮して、変化を楽しめるピアノを選ぶようにしましょう。
これらの点は品質チェックというよりも、自身が好みのものかを確かめるものになります。試弾ではよく確認するようにしましょう。

ピアノの外観と構造のチェック

試弾の際にはピアノの外観と構造のチェックも行いましょう。これは、中古ピアノが長期間にわたって良好な状態を保ち、優れた演奏体験を提供するために重要です。
下記の点に注意してチェックしてみてください。

外観の確認

外観の状態としては、ピアノの表面に傷、損傷、変色がないかをチェックします。このようにチェックすることで、ピアノの総合的なケアとメンテナンスの良し悪しを判断しましょう。
また、ピアノの材質は木材です。木材の状態も見るようにしましょう。
木材の割れや膨張は、湿度や温度の影響を受けた可能性を示しており、ピアノの全体的な健全性に影響を与える可能性があります。

 

内部構造の検査

内部構造は、弦とハンマーに着目します。これらはピアノの音質に直接影響を与える重要な部分になります​​​。
弦が錆びていないか、ハンマーに摩耗が見られないかを確認しましょう。
加えて、ペダルの動作がスムーズで、効果的に機能しているかもチェックします。また、内部が適切に動作しているかを確認するために、可能であればピアノの内部を検査します。販売店で購入する場合スタッフに声をかけて、見せてもらうようにしましょう。

ピアノ購入時に気をつけたいこと

ピアノ購入時に気をつけたいこと

試弾時のチェックやピアノの確認については、上記のとおりです。ピアノ購入時に気をつけるべき点は、これ以外にもあります。
適切な楽器を選び、長期的に満足できる購入をするために、下記の点を気をつけてみてください。

中古で買うか?新品で買うか?

新品ピアノは高品質で保証が付くことが多いですが、価格も高くなります。一方、中古ピアノは価格が手頃ですが、状態や品質が変わります。使用目的と予算に合わせて選択することが重要です​​​​。
中古/新品で買うメリットとデメリットについては、別の記事で詳しく解説しています。ぜひ下記の記事もご覧ください。

中古ピアノの選び方について

中古ピアノを選ぶ際は、そのピアノの歴史(前の所有者、使用状況、メンテナンスの履歴)を理解することが重要です。良い状態を保っている中古ピアノを見つけることは、価値ある投資となります​​​​。 また、ピアノ専門家や調律師の意見を参考にすることで、適切な選択ができます。特に中古ピアノの場合は、専門家に見てもらうことが望ましいです。
中古ピアノの選び方についても、別の記事で詳しく解説しています。ぜひ下記の記事も併せてご覧ください。

ピアノは大きな買い物!必ず試弾して決めよう!

ここまでピアノを購入する際に、試弾の重要性について解説し、具体的にどの点を見れば良いのかもお伝えしました。
ピアノは決して安い買い物ではありません。今後、長く使うことを考慮して、自身にあった最高のピアノを見つけましょう。
ヤマハピアノサービスでは、「ヤマハリニューアルピアノ」というピアノを販売しています。中古ピアノを職人の手でそのピアノのパフォーマンスを最大限に引き出したものになります。気になる方はぜひこちらもチェックしてみてください。